至高のコーヒー「ブルーマウンテン」本物と偽物のブルマンを見分ける

ブルーマウンテンブレンドはブルーマウンテンとは言えません。似て非なるコーヒーです。またブルーマウンテン自体も三分の二は偽物!真のブルマンを飲みたい人のために情報を整理整頓しました。

日本人はブルマン大好き!世界のブルマンの8割が日本で消費!

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日本人でコーヒーを飲まない人でもブルーマウンテンの名前を知っています。

しかしコーヒーを毎日飲んでいる人でもブルーマウンテンの味を知らない人が多いです。

それはブルーマウンテンブレンドという何とも問題のあるコーヒーが市場を席捲しているためです。

実は、日本茶でも似たようなことが起きています。

普段日本茶を飲まない人でも玉露の名前を知っています。

しかし毎日のように日本茶を飲んでいる人でも玉露の味を知らない人は大勢います。

宇治茶の玉露や棚かぶせ茶は、うま味(甘み)しかありません。

またお茶の色(水色:すいしょくと読みます)は黄金色です。

普通にイメージするお茶は、和食店や寿司屋のお茶に代表されるように渋みがあって薄緑色ですよね。

おそらく日本人の多くがイメージしてしまっているブルーマウンテンは、100点満点の優等生のコーヒーだと思います。つまりコーヒー味覚要素で言えば、うま味(甘み)、渋み、苦み、酸味などが全て極上のバランスになっている…

しかしブルーマウンテンにはうま味しかありません。正確に言うと、うま味を最大限に感じる隠し味的に酸味が微妙に入っています。まさに神の匙加減です。

ところが、日本茶に渋みを期待してしまうように、コーヒーに苦みを期待している人のために、豆を混ぜる(ブレンドする)ことが始まり、逆に材料費を下げて高く売れる、とういう経済効果から、ブルーマウンテンの味を探しても見つからないブルーマウンテンブレンドの全盛期を迎えているのが現状の姿です。

データによると世界のブルーマウンテンの流通量の8割が日本に輸入されているとのことです。

その貴重なブルーマウンテンが、本来の味わいを消しさるようにブレンドされて消費されている現実には悲しむべきものがあります。

またブルーマウンテンを誤解されている日本のコーヒー愛飲家の皆様にも、私は何も関係していないのですが申し訳ないような、何とも言えない気持ちです。せめてネットでブルーマウンテンの本当の味を楽しみましょう!と声を大にすることぐらいです。

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