至高のコーヒー「ブルーマウンテン」本物と偽物のブルマンを見分ける

ブルーマウンテンブレンドはブルーマウンテンとは言えません。似て非なるコーヒーです。またブルーマウンテン自体も三分の二は偽物!真のブルマンを飲みたい人のために情報を整理整頓しました。

ブルーマウンテンを満喫するには

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美味しいかどうかは人それぞれ

コーヒーを淹れて何年とか、xxx資格とか、コーヒー鑑定士とか、様々な人がいらっしゃいますが、基本コーヒーは嗜好品。

あなたご自身の味覚は、専門家の味覚と違いますので、参考にはなってもあてにはなりません。

せっかくのブルーマウンテンを満喫するには、専門家のご意見よりご自身が一番おいしいと思う淹れ方・飲み方が大切です。

ポイントは2つだけ。あとは自分のお好みで

ブルーマウンテンだからという点は香りを大切にしたい。繊細な味を壊さないようにしたい。この2点です。

香りを大切に

購入は当然豆。生豆で必要に応じて焙煎するのが理想ですが、そこまでは個人では無理ですね。焙煎された豆を買いましょう。

挽いてあるものはNG。豆を挽くことで香りだつ匂いもブルーマウンテンの醍醐味です。

できるだけ少量づつ買いましょう。100gで十分。多くても200g。終わったら注文すればよいのです。

ブルーマウンテンNO1を扱っている信頼できるお店なら、注文を受けてから焙煎します。逆にそういうお店から買うべきです。

澤井珈琲では、お客様の元に届き、コーヒーの封を開けた時に「香り高さ」に感動と、飲んだときの、「味わい」に感動して頂く為に、ご注文を頂いてから焙煎をしてコーヒー豆、コーヒーをお届けをしております。

コーヒーショップの営業妨害になるといけませんが、以下が「個人的な」アドバイスです。

・ブルーマウンテンの生豆を焙煎したら長くて30日で飲んでしまいましょう。
・真空パックとかアロマパックなんて信頼してはいけません。
・「ブルーマウンテンを100g。今焙煎してください」と言いましょう!

焙煎後の豆の保証期間は半年から1年ですが、鮮度がどんどん落ちてきます。
熱処理により豆から香りが逃げ始めるのと同時に、酸化をはじめ、湿気や異臭を取り込んでしまいます。
店のショーケースに焙煎した豆を入っぱなしなんて、本来あってはならない光景なのです!

味を壊さない

テレビなどでもご覧になっていると思いますが、コーヒーの淹れ方。

最初に挽いた豆を入れて熱湯をかけて30秒蒸らし、その後「の」の字を描くように淹れる。

嘘だとは言いませんが、30秒の根拠なんてありません。「の」の字は都市伝説です。

大切なのは2つ!最初に熱湯になじませる。コーヒーを淹れる器具とカップを温めておく。それだけです。

蒸らす時間

ご自身引いた豆の粗さ、使用する熱湯の温度、水の質、フィルターの布や紙の質、いろんなもので変わります。

一度ご自身の淹れる環境を4種類ご用意いただき、15秒、30秒、45秒、60秒でお試しください。

微妙に違いはありますが、本質的なものではありません。それに、30秒というのは一番中途半端になりました。

結局、淹れ方云々よりも味を左右するのは豆なのですから、こだわるべきは豆なのです。

参考までに私の淹れ方

・1回飲むのに必要な量の豆を都度挽きます。挽いてあるものを買うのはおすすめできません。香りを楽しめないからです。

・挽く粗さはご使用のミルにより違いますので、最初に数種類お試しして確認しましょう。自分のミルでは中粗と粗の中間設定がベストでした。

・お湯を沸かしますが、使用しているのは近くのスーパーで購入するペットボトルの軟水です。何種類か試しましたが軟水であればメーカーによる差は感じませんでした。

・ドリップですが、私の環境では最初に10秒~20秒蒸らします。それ以上蒸らすと香りや味に微妙な変化を感じます。透明な色に濁りがさす…といった感じです。

(60秒蒸らした方が美味しく感じる人も間違いなくいらっしゃるはず。ここはご自身で確かめてみてください)

・蒸らしている時間にカップにお湯を入れて温めておきます。熱すぎず、温すぎず、コーヒーと同じ温度になるように気を使います。

・ペーパーフィルターは紙質の粗めのものにしています。布のものを含めていろいろ試しましたが私の環境ではこれがベストでした。

・コーヒーを淹れますが、私は「の」の字には淹れません。少しづづ浸す感じで淹れています。

(淹れ方(熱湯の足し方)は挽いた豆の粗さやフィルターの紙質によります。「の」の字などという前にそちらに気を配りましょう)

結局、こうだよね、ああだよね、といろいろ試しながらはまっていくのが何とも言えず楽しいものです。

それにはブルーマウンテンという究極のコーヒーがあるからこそです。

ブルマンだからこそ手間暇を惜しみなく注げます。

ブルマンでなければ、ただ面倒くさいだけなのですから。

くどいようですが淹れ方にこだわるよりも、豆の品質にこだわりましょう。

番外編:究極の楽しみ方

生豆を飲む時に自宅で焙煎して飲むのが一番だけど、現実には難しいと言いました。

それは焙煎することが難しいのではなく、品質の維持されたブルーマウンテンの生豆を入手するのが難しいからです。

焙煎についてはお金さえあれば解決できます。

コーヒーショップで使う業務用の焙煎機を購入する人もいますし、自作する人もいます。

またニーズがあるらしく自家用焙煎機も販売されています。

ちなみにマイマシンを紹介です。どうです?ちょっとカッコイイでしょ。

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マシンを購入する前までは焙烙でした。今では落花生専用となっています。

私のマイ焙烙はこちら。(少し大きめなので落花生には使いやすいのです)

一方、ブルーマウンテンの生豆を買えるお店はなかなかありません。

ご自宅の近くでそうしたお店がある人は幸運です。

究極の至福のひと時をお過ごしください。

正直うらやましいです… (もっとも現在は通販という手段もあります)

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さらに番外編:焙煎機

本格編

こんな焙煎機が自宅にあったら、お客さんはさぞかしビックリするでしょうね。

お手軽編

割と海外の映画でみかけるタイプです。最初バーベキューか何かに使う調理器具だと思っていました。

先日の京都の宇治の平等院に行った際に、参道のお茶屋さんでこれと似たような機械でほうじ茶作ってました。

一方で、これは日本的です。焙烙(ほうろく)といって昔の一般家庭は煎茶をこれで炒ってほうじ茶に仕立てていました。私の田舎などでは鮮度の落ちた煎茶をよく炒ったものです。ちなみに現在では落花生を生で購入して焙烙で炒って食べています。美味しいです!一味違いますので是非お試しあれ!

こちらの焙烙は世界初の家庭用セラミック焙煎器だそうです。しかも私の使っているものより開口部が小さいのでいかにもよく炒ることができそうでそそられます。

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遠赤外線 焙煎器 いるいる
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これは入門というより超お得!お手軽で、しかも生豆に麻袋が付いているという、私の知りうる限り一番お買い得の商品です。自分でも購入しましたがゴマ炒り用のものなのでコーヒー豆を上手く焙煎するのはかなり難しいです。ごく弱火で長時間炒らないといけません。

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◆ 新コーヒー生活応援 ハンド焙煎機セット
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もう一つおまけ:プロの焙煎したものは違うのか?

自家製焙煎はコーヒー好きにとってはたまらないもの。

でも、その道のプロ(何でも焙煎士というのだそうです)が焙煎すると、どのくらい違うのだろうか?と、気になりませんか。

値段の気にならないお試しセットでご確認されてはいかがでしょうか?私のコメントは控えておきます。


土居珈琲では、焙煎してから保管したコーヒーをお送りするのではありません。生豆の状態で保管しており、お客さまよりご注文いただいてから焙煎しお送りしています。ぜひ、銘柄の「焙煎日」に注目しながら、コーヒーをお楽しみください。

あるいはこちらの組合せもあります。
焙煎技術の日本一を決める「ジャパンロースティングチャンピオンシップ」で6位入賞の焙煎人のお試しセットです



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